Monthly Archive for 12 月, 2009Page 2 of 2

フランス出張の報告(3)


フランス出張の報告(3)

ルネミューレのクレマン・ダルザスはお陰様で、毎年輸入量を
増加させる事が出来ている、弊社の”大看板ワイン”です。

シャンパンの代替えとしてのスパークリングワインではなく、
アペラシオンとしての個性があり、また、生産者やキュヴェに
よりバリエーションも多彩なクレマンですので、日本市場でこ
れからもっともっと広がりが期待できるワインです。

また、2009年最後の通関コンテナに、ルネミューレの蔵出し古酒
が乗ってました。
アルザスの状態の良いバックヴィンテージはなかなかありません
ので、是非、お早めのご検討をお願いいたします。

11月の出張では、同社にも訪問してきたので、その時のレポート
を簡単にご紹介させていただきます。

 

RENE MURE

今回の出張で唯一のブルゴーニュ以外の訪問先となったルネ
ミューレ(アルザス)には、11月22日の日曜日に、ブルゴー
ニュからの日帰り・・・という強攻日程。

朝早くブルゴーニュを出て、車で約3時間でルネミューレに到着。
ルネミューレ・ファミリーに無理をお願いしての、日曜デギュス
タシオンとなりました。
(確か4度目の訪問です)

今回の訪問でも、ルネミューレがさらにレベルアップしている事
を実感させられました。また、相変わらずのチャレンジャー精神
も再確認させていただきました。
「エ~~、ここに●●●植えちゃったの」っていう感じの、ちょっと

信じ難い事実も発覚しました。

 

ルネミューレ・地下カーブ

 

 

 

 

 

地下のカーヴで2009年物を少しだけ試飲をしたのですが、
2009年は赤も白もとってもジューシーで、果実味にボリューム
がありました。
そして、潜在アルコール度数が30度を大きく超えるゲヴェルツ
トラミネールも試飲しました。まるでネクタリンのジュースの
ようなトロトロな液体。
気候条件が良かったとは言え、アルザスの地でここまで糖度を
高める事が出来るのかと驚嘆しました。

 

 

 cimg3432

 試飲ルームに戻りまして、まずCREMANT D’ALSACEを
ひと通り試飲・・・・
CREMANT(スパークリング)に関する新しい情報としては、
Millesime(ミレジム)が、2007年からシャルドネとリース
リングのブレンドになるという事です。
2006年まではシャルドネ100%でしたが、リースリングとの
ブレンドになったことで、クレマン・ダルザスとしての完成度
が高まりました。
輸入時期はまだ未定ですが、ルネミューレのクレマン・ファン
の方は、楽しみにしていてください。

 

ルネミューレ・試飲ボトル
 

 

 

 

 

そのあとは、2007年・2008年のスティルワインをいろいろと
試飲しました。
アルザスの蔵での試飲は、ブルゴーニュ以上に大変です。
スパークリング・スティル・そしてデザートワインまでそろって
おり、また畑ごとに、数種類のブドウ品種が栽培されているので、
単一ヴィンテージでも、ラインナップ全てを試飲しようと思った
ら、一日でも足りない程です。
なので、今回も、弊社が扱っているキュヴェを中心にした試飲です。

2007年に関しては、既に一部販売していますので、既に飲まれた方
もいるかと思います。全体的には、果実味にボリュームのある物が
多く、遅摘みのタイプ(VTやSGN)は、とてつもなく凝縮しており、
長期熟成タイプでしょう。
2008年は、2007年と比較すると、フルーティーな果実感は少ないよ
うに感じました。近年の中では、比較的ドライな味わいと余韻が
特徴かと思われますが、まだまだ落ち着いていなかったので、
これからどんな変化を見せるか?

 

 ルネミューレ

 

最近、畑の各付けに変更があり、ピノノワールを栽培している
一部の畑が【COTE DE ROUFFACH】という村名を付けられなく
なってしまいました。

その為、ちょっとややこしいのですが・・・
今年の後半にリリースされた2007年物のピノノワールには
【COTE DE ROUFFACH】を名乗ってはいけない畑で栽培された
ブドウも使われているので【COTE DE ROUFFACH】という名称
を削除して、シンプルなPINOT NOIR という表記になってます。
しかし、すでにリリースされた同じワインは改定前だったの
【COTE DE ROUFFACH】がラベルに書かれています。

つまり、2007年物に限って【COTE DE ROUFFACH】が付いてい
る物と付いていない物が存在しますが、中身は同じワインとなり
ます。

2008年は今までと同じ畑のブドウで造られているので、
【COTE DE ROUFFACH】の付いたピノワールはリリースされず、
≪Signature≫という新しいキュヴェ名になるようです。

そして、2009年からは【COTE DE ROUFFACH】名乗れる畑のみ

のブドウを使用して、≪PINOT NOIR・COTE DE ROUFFACH≫
が復活する予定です。

 

 

 クロサンランドラン

 

試飲を終え、Clos St Landelinの畑を見学し終わった頃にはもうお昼。

という事で、
ヴェロニクの旦那さんも合流して、Guebwiller(ゲブヴィレール)
にあるレストランでランチタイム!

アルザスと言えば美食の街として有名ですので、アルザスでの食事
は毎回楽しみです。
そして、ヴェロニクお薦めのお店という事でさらに期待が高まります。

 

Guebwillerの教会

 

 

 

 

 

Guebwiller(ゲブヴィレール)は、この赤い土色の教会で有名な街。

 

今回連れて行って頂いたのは、Arcantis D’Alsaceというホテルの
一階にある、≪L’Esquisse≫というレストラン。

 

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若いシェフだったのですが、丁寧な仕事で、シンプルながら
とっても満足度の高い料理ばかりでした。

 

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 もし、近々アルザスに行かれる方がいましたら、訪れて見ては
いかがでしょう?
自信を持ってお薦めします!

フランス出張の報告(2)


フランス出張レポート(2)

今回訪問させていただいた生産者の中に、タイミング良く入荷してきた
ワインがいくつかあるので、訪問した順番はちょっと無視しまして、
新着ワインの生産者から順次お知らせしていこうと思います。

まず・・・・

Pierre Bouree Pere & Fils

毎回ちょっと古いヴィンテージをいろいろ試飲させて頂いております。
ちなみに昨年訪問した時に、試飲した後、輸入を即決したのが、大変
ご好評を頂いたマルサネ・ブラン 2004年です。

さて今回は・・・・
写真をご覧ください。(こんな感じでバンバンと試飲をしました)

ピエールブレ試飲ボトル

 

 

 

 

 

何を選んだかはもちろんまだ内緒です。
(ピエールブレのワインは当社の独占輸入ではありませんので・・)

 

商売用の試飲をした後、シャンボール・ミュジニーにある、ブレ社の
醸造所&カーブに移動して、2009年を樽から試飲・・・

ピエールブレ・シャンボール村のカーブ

 

 

 

 

 

ピエールブレ・シャンボールのカーブ

 

 

 

 

 

pb-3

 

 

 

 

 

ピエールブレのCC 09

 

 

 

 

 

2009年は天候に恵まれた理想的なヴィンテージ・・・という前評判ですが、
この評判はウソではなかったようです。
まー、ブレ社の2009年物が市場に出てくるのは、だいぶ先になります。

 

シャンボール・ミュジニーの蔵を後にして、ジュブレイ・シャンベルタン
にある、ブレ社の道路向かいにある、ティスティング・テーブルへ

ラ・ターブル・ピエールブレ

ピエールブレ先々代とその先代

 

 

 

 

この日は、ここでランチをご馳走になりました。
70年代、80年代のワインを飲みながら、ブルゴーニュの伝統的な料理を
堪能・・・・・(というか、お昼からかなりヘビー)

ピエールブレ・ランチ

ピエールブレ・ランチ

 

 

 

 

ごちそうさまでした。

 

 

今回ピエールブレを訪れて、あらためて同社のワインの品質の高さを
実感する事ができました。そして、ここの白ワインのレベルの高さを
再確認させていただきました。

ピエール・ブレのワインと言えば、もちろんジュブレイシャンベルタン村
の特級・一級・村名の各ワインが有名で人気があります。
しかし、コート・ド・ボーヌ地区のワインのお手頃感も無視する事は出来
ません。

今月は、ジュブレイ・シャンベルタンとサヴィニー・レ・ボーヌの
バックヴィンテージがいろいろ入港してきました。
出荷は12月20日頃からの予定となっております。

ご興味のある方は、是非お問い合わせください!

メールでのお問い合わせは以下のページよりお願いします。
http://www.orveaux.co.jp/contact.html

社内試飲レポート


いつもお世話になっております。
㈱オルヴォーの村岡です。

新入荷ワインの社内試飲レポートとなります。
ご参考にしていただければ幸いです。

※若き兄弟が指揮を執るバシェ=ルグロ2007年の試飲です。

2007 Santenay Sous la Roche / Bachey-Legros 参考上代¥4,200
エッジにわずかに緑。明るいイエロー。
軽く心地よいスモーク香。ミネラル、シダ、フレッシュハーブ、白い花。
口に含むとピュアで純度が高く、凝縮した果実味がグッと広がる。
複雑さはなく、果実味主体だが、パワフル過ぎない。
2007年に見られがちな果実味が弱く、酸が立って感じられることがない。
若さ所以の樽のニュアンスが少し浮いて感じられる。
今から素直に美味しく飲めるワイン。
南国系ではない華やかさを持ったシャルドネ。
抜栓直後から美味しく飲める。

2007 Chassagne-Montrachet 1er Cru Morgeot / Bachey-Legros 参考上代¥8,000
エッジに緑。明るいイエロー。サントネよりやや深い色調。
軽いスモーク香。抜栓直後から樽のほのかなニュアンスがワインに
馴染んでいる。
甘味のある白系果実、ホワイトチョコ、シダ、フレッシュハーブ。
やはり2007年としては凝縮感のある香り。
口に含むと目の詰まった果実味が広がる。柔らかさがあり、ミネラルや
酸がぶつからない。
強いて言えば、全体の構造が若干緩いのはアペラシオンの個性か?
樽香がアクセントになって効いている。
余韻にしっかりと果実味が乗っかってくる。
2007年の良さを教えてくれるような美味しさがあります。

2007 Santenay 1er Cru Clos Rousseau / Bachey-Legros 参考上代¥5,000
エッジに赤紫。明るいルビー。
甘い黒系果実。熟したタンニン。わずかにスモーク香。
抜栓直後は還元のニュアンス。
時間が経つとスパイス、白コショウの香りが一度あがり
そこから甘い果実の香りが溶け込んだオリエンタルスパイス、八角、フラン
ボワーズ口に含むと、のっけから黒系(過熟気味ではない)果実、ブラック
ベリーがゆっくりと広がる。
濃くはないが果実味がしっかりと乗っかっており、酸味も浮いた感じがない。
2007年らしいバランスの良さがあります。
ブラインドで飲んだらコート・ド・ボーヌとは答えられないかもしれません。
余韻にもしっかりと果実味が続き、熟した甘味のあるタンニンが少し残る。
サントネ。面白いです。

 

※ACフロントン最高の生産者、プレイザンスの新ヴィンテージです。

2007 Chateau Plaisance AOC Fronton 参考上代¥2,100
エッジ青紫。濃いガーネット。
わずかに金属的なニュアンスを伴うスパイス香。
プラム、ダークベリー、奥にグリーンペッパー。
口に含むと香りからは想像出来ないフレッシュな酸味。
2006年に比べ果実味が重層的だが、重たくはなく粘性も強く感じない。
複雑さはないが、熟したタンニンがしっかりとあるため
メリハリが効いたバランスが心地よい。
余韻にも熟したタンニン、やや甘味のある果実味、チョコレートのニュアンス。
南西地区フロントン特有の葡萄ネグレットについては経験が少ないですが、
タナよりも柔軟で純度の高い果実味と香りの華やかさが感じられます。
ブルゴーニュ好きにも薦めてみたい個性のある一本です。

 

※2007年のブルゴーニュは、伝統的な味わいの最良年といえます。
ミシェル・グロも良質なワインに仕上げているようです。

2007 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge / Michel Gros 参考上代¥3,300
エッジやや淡い色調。明るいルビー。
コショウ、砕岩、ミネラル、干し草、ミックスハーブ。
抜栓直後はやや酸が前に出て感じられるが、非常に穏やかな酸味。
口に含むとコケモモや野イチゴなど野生の赤系で小さな果実味がゆっくり広がる。
2006年に比べると果実味の重さはないが、バランスは取れている。
余韻は長くはない。
どんな年でも安心して飲める生産者のひとり。

 

※ロッシュビュシェールはまだ進化を続けています。

2008 Rose Cotes du Rhone / Roche Buissiere 参考上代¥2,300
エッジ淡いオレンジ。ややくすんだサーモンピンク。
グラスに鼻を近づけるまでもなく果実の香りが強く立ち上がります。
アプリコット、キャンディー、アセロラ、すりリンゴ、駄菓子を思わせる揮発性の
高い甘い香り。
わずかに酸化のニュアンスがアクセントとして肯定的に捉えられるほど果実の香り
が溢れ出る。
例年に比べても圧倒的な香りの強さ。
口に含むと文字通り溢れ出るような果実味。果実の要素多数。
とはいえ難解な複雑さは感じさせない。ジューシーでみずみずしい。
バックの穏やかな酸がだらしなくさせないバランスを取っている。
余韻は長くはないが、ロゼとしてすごく美味しい。
自然派のネガティヴな要素を感じさせない会心の出来。

2008 Flonflon Cotes du Rhone / Roche Buissiere 参考上代¥2,400
エッジ赤紫、深みのある紫を帯びたガーネット。
北ローヌのシラーを思わせるスパイス香。コショウ、ショウガ、ナツメグ、
奥に動物的なニュアンス。
抜栓直後は果実の香りがあまり上がってこない。
口に含むと、シラーとしては非常に純度の高い果実味。
カシス、プラムを思わせる果実、粒が小さくエキスが綺麗に感じられる。
余韻までしっかりと果実味が続き、甘いタンニンが心地よい。
開放的な果実味と後ろに感じる冷涼な酸味とのバランスがいい。
2007年のような骨格の強さとは異なり、綺麗な果実味が抜栓直後から楽し
める。昔のやんちゃな味が好きな人には綺麗すぎるかもしれない。
若い生産者の成長を感じさせるワインでした。

2007 Gaia Cotes du Rhone / Roche Buissiere 参考上代¥3,500
エッジ黒紫、色調の濃い紫を帯びたガーネット。
スパイス、カンゾウ、プラム、アメリカンチェリー、ヴァニラ、黒系果実
スパイスを練りこんだチョコレート。
香りのさまざまな要素が渾然となる。
以前のヴィンテージに見られた還元的な要素や硬さは感じられず、
現時点でも複雑でバランスがとれたボディあるワイン。
フロンフロンと比べると明らかに格上で構造が重層的。
明らかなポテンシャルも感じさせるが、今飲めてしまう憎いワイン。
香りも果実味も複雑で情報量が多いため、贅沢な食事が欲しくなる。
完成度の非常に高いワイン。

Buissiere新ヴィンテージ


Domaine Roche Buissiere の新ヴィンテージが到着しました。

2008  Flonflons Cotes du Rhone

2007  Gaia Cotes du Rhone

2008年 フロンフロン

2007年 ガイヤ

 

詳しくは下記ページを参照してください。
http://www.orveaux.co.jp/maker/buissiere.html

フランス出張の報告(1)


11月18日午前中成田発のフライトで、フランスに出張に行ってきました。

今回は、ブルゴーニュのみに五泊して、お取引させて頂いているドメーヌの
2008年物の試飲を中心に、いくつかの新規生産者への視察もしてきました。

 

試飲ワイン試飲ワイン試飲ワイン
 

 

今回の訪問先ドメーヌはこんな感じ・・・・

≪11月19日≫
Domaine Sylvain Pataille
Pierre Bouree Pere & Fils
Domaine Mugneret Gibourg&Georges Mugneret
Oroncio
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Domaine Francois LAMARCHE

≪11月20日≫
Domaine Hubert LAMY
?????
Domaine Bachelet MONNOT
Domaine des Bachey=Legros

≪11月21日≫
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≪11月22日≫
Rene MURE

≪11月23日≫
Domaine Dorouhin Laroze & Laroze de Drouhin
Nicolas Rossignol
Domaine Latour Giraud
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?????
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ブルゴーニュ滞在5日間で、21の生産者を訪問してきました。
【?????】となっているところは、今回初めて訪問した、
新規取引を検討している生産者や、他社が輸入している生産者
なので、名称の公表は控えておきます。

そして、新規で訪問した生産者の中に、驚くべきワインが
いくつかあったので、早速正式な交渉を開始しました。
という理由もあり、何処に訪問してきたかは企業秘密です(笑)

ま~ 弊社らしい超マイナーなアペラシオンの秀逸なワイン・・
とだけお伝えしておきましょう。

日本での発売開始が今から本当に楽しみなワインです。

訪問先毎のレポートは、これから数回に分けてご報告させて
頂きます。

 

NSGにあるシャトーホテル

NSGにあるシャトーホテル