Archive for the '試飲コメント' Category

新規取り扱い「Chateau L’Escart」


dscf0602

Chateau L’Escart シャトー・レスカール

ボルドー、アントル・ドゥー・メールの北部に位置するサン=ルーベ村にシャトー・レスカールはあります。
1752年からワイン造りの歴史を持つシャトー・レスカールは粘土質と石灰質の丘という最上の土地を
所有しています。石灰質はすべての畑にあり、フレッシュさと余韻の長さ、骨格を、粘土質は力強さと
密度感をワインに与えてくれます。
優れたボルドーのワインの個性があり、私たちは心の底からこのテロワールは最高だと言えるのです。
何十年もの間、ローラン家はワインを通じて情熱を注ぎこんできたのです。
当主ジェラール・ローランと彼のチームは毎年、型にはまらない傑出した、とりわけ感情を揺さぶるよう
なワインを造るために日々、意見と感性を戦わせているのです。
素晴らしい偉大なワインは基本的にブドウの質に由来します。それが私たちのモットーなのです。私たち
は人為的な介入なくブドウの樹の天敵や害虫に対する抵抗力を高め、畑を護るために多くの手間を惜し
みません。
私たちの両親が耕してきた畑は私たちの子供、そして孫へと受け継がれていきます。
私たちだけの土地ではないのです。
『未来の子供たちから借りたこの土地に対する尊重の対価として偉大なワインを生んでいるのです。』
ビオディナミとは単純に薬品や化学肥料の介入を禁止することではありません。
1924年、オーストリアのルドルフ・シュタイナーによって提唱された哲学なのです。
私たちにとってビオディナミとは土地と植物、気候の中から生まれる自然の恩恵なのです。
ビオディナミの哲学はカーヴでも同様で、ブドウ由来の天然酵母でアルコール発酵を促します。
ワインの清澄化は樽の移し替えによるスーティラージュのみにとどめます。
フィルター濾過やコラージュによる清澄はワインの個性を奪ってしまうことがあるからです。
私たちにとってビオディナミの哲学とは、ブドウ畑を知ること、そして感じあうこと、それがテロワール
の印象をワインに映し出すのです。

lescart-eden

2015 Chateau l’Escart Cuvee Eden  Bordeaux Superieur

シャトー・レスカール キュヴェ・エデン  ボルドー・シュペリウール
ブドウ品種:メルロー64%、カベルネ・ソーヴィニヨン24%、マルベック12%
土壌:砂利混じりの粘土質、石灰質土壌  樹齢:平均60年
醸造:低温マセラシオン後、天然酵母でアルコール発酵。28日間。
熟成:80%アリエ産のオーク樽で12カ月間、20%はテラコッタの甕で4か月間熟成。
認証:Ecocert認証、Demeter認証
味わい:カシスの芽や杉を思わせる森林の香り、甘美で柔らかさのある構成。
ビオディナミらしい果実味の柔らかさ、広がりがあり、角の立つ要素を感じさせません。

g-laurent-22-moimg_0484p1030065

新着ワイン試飲レポート


eng-rouge

DOMAINE GUYON
2009 Bourgogne Pinot Noir

日照に恵まれたこのヴィンテージならではの開放的な果実味があります
が、全房発酵に由来するアニスやスパイスの風味を伴い、しっかりと血
管が張り巡らされたような構造を持っています。
ヴォーヌ・ロマネを思わせる球体的なバランスを持っており、このクラ
スのワインとしては傑出しています。
既にご購入いただいたお客様からも称賛の言葉をいただいております。

 

Domaine Latour Giraud 
2009 Meursault cuvee Selectionnee

温暖なミクロクリマを持つこの場所では2009年の個性が過剰に感じられ
るのではと懸念しておりましたが、試飲してみて全くの杞憂に終わりま
した。
抜栓直後はオートミールを思わせる柔らかい樽のローストした香り。
果実味が柔らかく、フレッシュな酸味が現時点で液体に溶け込んでおり、
適度な濃密さを持ちながら瑞々しさをキープしています。
今から美味しく飲めてしまう村名ワインとしてお薦めいたします。

新着ワイン試飲レポート


Pierre Bouree&Filsの新着アイテムと、Domaine Nicolas Rossignolの
社内試飲レポートをお送りいたします。

ご参考いただければ幸いです。

Pierre Bouree&Fils

bouree1






2009 Bourgogne Blanc
ムルソー村とピュリニー・モンラッシェ村のシャルドネを50%ずつ使用。
エッジに緑、明るいイエロー。
ローストしていないアーモンドを思わせる樽香。シダ。スワリングする
と奥から柑橘系の果実香。スナックパイン。
口に含むと、旨味のある果実味が膨らむ。重心が低く、適度なボリュー
ムを感じますが、奥にフレッシュな酸味がありバランスを引き締めてい
ます。香りの印象ほど甘味が前に出過ぎておらず、現時点でバランスが
取れている。シャサーニュ・モンラッシェを思わせる華やかさがありま
す。抜栓の翌日は構造が少し緩く感じました。

2008 Bourgogne Rouge
赤みがかった淡いルビー。白コショウやドライハーブなどのスパイス香
とアセロラ、日本のサクランボなどの赤系果実の香りが混ざり合ってい
ます。
口に含むと、抜栓直後は酸味を前に感じます。時間と共に金属的なミネ
ラル香を伴う果実味が穏やかに広がり、ジュヴレ・シャンベルタン村の
個性を思わせます。酸味を伴った余韻へと続きます。
抜栓直後は少し荒々しさも感じますが、抜栓翌日には毛羽立ちが抑えら
れ、アタックも柔らかくなりました。
 
bouree2






2001 Gevrey Chambertin
全体にオレンジがかったルビー。抜栓直後から黒糖やナツメを思わせる
甘い香り。シナモン、ナツメグなどのスパイス。口に含むと、透明感の
ある酸味が静かに広がり、それを追いかけるようにドライではなくセミ
ドライフルーツ的な旨味を伴う果実の甘味を感じます。
金属的なミネラル感は砂や小石を思わせる風味になっており、引っかか
りはありません。重心が軽やかですが、構造がしっかりとしているため
余韻までバランスが崩れません。
熟成香だけではなく、干した果実の甘さが感じられ、今、このワインの
初期的な飲み頃に入っていることを感じさせます。
抜栓の翌日、翌々日も予想以上に果実味が残っていました。
初カツオのタタキとの相性が良かったですが、タコの柔らか煮との出汁
の相性が面白かったです。
 



●Nicolas Rossignol

nicolas







2008 Bourgogne Pinot Noir
ヴォルネイ村とポマール村のシャトー・ド・ポマール斜面下の二区画。
樹齢15~45年。エッジわずかに紫がかった深みのあるルビー。
2008年のAOCブルゴーニュとしては濃い色調。熟したダークチェリーや
ベリー類、ほのかな樽香、わずかにスパイス。抜栓直後から開放的な
アロマ。口に含むと、熟したベリー類を思わせるピュアな果実味が広
がります。スケールは決して大きくはないものの、不足感なくキメの
細かい果実味が詰まっています。全体を見ると2008年らしい酸味の量
は感じますが、果実とのバランスが取れており、美点に感じます。
余韻に残るタンニンにまだ若さも感じますが、質感が細かく、現段階
から楽しめます。酸味を伴う瑞々しいフルーツを丸かじりしたような
印象。価格の付け方を安く付け過ぎたかもしれない。
無地のコルク。せめてドメーヌ名ぐらい入れてほしい。
2008年の美点が感じられるお薦めブルゴーニュ。

2007 Bourgogne L’Heritiere
シャトー・ド・ポマールのAOCポマール真下。
1922年に植樹した古木のみが植わる小区画から造られる特別キュヴェ。
エッジわずかに紫がかった濃いルビー。甘いスパイス。瑞々しいチェ
リー。グレナデンシロップ。クランベリージュース。抜栓直後から非
常に集中力のある果実香があがる。フレッシュな黒系果実をクラッシ
ュしたような香り。明らかにAOCブルゴーニュのスケールではなく村名
以上のスケール。
柔らかいしなやかな果実味が大きく広がり、石のようなミネラルの風
味を伴います。瑞々しく滑らかで、酸味が柔らかく溶け込んでいます。
ポマールというよりはヴォルネイを思わせるバランス。
2006年の同キュヴェと比較すると、果実の凝縮感は劣るが、よりエレ
ガントなバランスで2007年の方を好む人も多いのではないか?
タンニンは繊細だが、少し余韻に残り若さを感じる。果実の香りが強
すぎて繊細さに欠けるように思ってしまうほどです。若いワインが好
きならば現時点で価格以上の満足を得られると思いますが、少し熟成
した後の全開な姿を予想すると我慢したくもなります。
ブショネのないDIAMコルク使用。

社内試飲レポート


いつも大変お世話になっております。
㈱オルヴォーの村岡です。

新着ワインとなりますDomaine Francois Lamarcheの2008年ヴィンテージ
そしてDomaine Henri Delagrangeの2009年ヴィンテージの
社内試飲レポートをお送りいたします。
ご参考いただければ幸いです。




Domaine Henri Delagrange
Volnayに本拠地を置く生産者、アンリ・ドゥラグランジュ。
オート・コート・ド・ボーヌはポマール近郊の丘陵から生み出されます。








2009 Bourgogne Hautes Cotes de Beaune Chardonnay
エッジが透明に近い淡いイエロー。
09年ヴィンテージとしては予想していたより色調は淡い。
抜栓直後から開放的なアロマ。
柔らかい樽香、スモークやオートミール。完熟したレモン、白い花。
ポマール近郊というよりシャサーニュ・モンラッシェ村を思わせる。
時間と共に柑橘類の香りがあがってきます。
口に含むといっぱいに広がるレモン、ライムなどの果実味があり
溌剌とした酸味が支えています。
現時点から美味しく、構造がやや緩く感じるほどですが
余韻まで続く心地よい酸味のおかげでバランスの欠点を感じません。

2009 Bourgogne Hautes Cotes de Beaune Pinot Noir
エッジ赤みがかった明るいルビー・ルージュ。
抜栓直後からジャムにする前の煮込み始めたイチゴや花の香りが溢れ出ます。
到着直後のためかスワリングするとやや還元的なニュアンスも出ますが、
時間と共に白コショウを思わせるスパイス香に変わり、香りに幅を与えます。
口に含むと非常に柔らかく、噛みごたえがないため一瞬薄く感じるほどです。
チェリー類の赤系果実を中心に奥から香木を思わせる香り、白コショウの風味が
混じります。酸味がやや低く、構造も穏やか、新世界的な果実実ではなくブルゴ
ーニュらしいしなやかな果実味が現時点から楽しめるワインとなっています。

例年と比較すると果実の香りが明瞭に感じられ、酸味に攻撃的な要素がありま
せん。しかしアンリ・ドゥラグランジュらしい穏やかな構造は健在で早くから楽しめ
る2009年のスタイルでありながら過剰さのない綺麗なスタイルに仕上がっています。




Francois Lamarche
特級畑La Grande Rueの単独所有者として知られる名門ラマルシュ家。
2006年より娘ニコルに代替わりを始め、すべての作業を手作業にするなど
ヴィンテージの特徴よりもドメーヌの進化が著しい造り手です。
畑の場所は素晴らしいけど、造りは…と揶揄されていた時代は終わりました。







2008 Bourgogne Rouge
エッジ赤みがかった深みのあるルビー・ルージュ。
チェリー類を思わせる赤系果実を中心に、ヨードのようなミネラル香、革、イチゴミルクなど
抜栓直後から予想以上に様々な香りが感じられます。
時間と共に果実の香りが強く、甘く感じられるようになります。
口に含むと、強くはないものの量が多いため前面に感じられる酸味があり、
コショウなどのスパイスやハーヴ類のアクセント、赤系果実があります。
AOCブルゴーニュとしては複雑さを伴う構造があり、
若いタンニンを伴う余韻へと続きます。
スケールの小さなヴォーヌ・ロマネ的なバランスを持っています。
数カ月落ち着いた時の表情が楽しみなワインです。

2008 Hautes Cotes de Nuits Rouge
エッジ赤みがかった深みのあるルビー・ルージュ。
Bourgogne Rougeに比べると抜栓直後はややアロマが低く感じます。
スワリングすると白コショウや日本のサクランボ、
時間と共に石灰を思わせるミネラル香が出てきます。
口に含むと、酸味、果実味、タンニンのキメがとても細やかで
Bourgogne Rougeと比べると酸味が多くなくバランスが良く感じます。
ミネラルの風味が加わり、標高の高いこのアペラシオンの特徴が
2008年ヴィンテージの美点を描いています。

2008 Vosne Romanee
エッジ赤みがかった深みのあるルビー・ルージュ。
抜栓直後よりほのかな樽香、バニラ。
スパイスや熟した赤系果実などの香りが渾然一体となっています。
香りの時点で各要素が溶け込んでおりバランスの良さを思わせます。
時間と共に熟したカシスやブラックベリーの黒系果実のニュアンスも混ざります。
口に含むと、舌触りがとても滑らかで甘い果実味が層になって現れます。
ヴォーヌ・ロマネらしい球体的な立体感を感じます。
余韻に残るタンニンと酸味に若さを感じますが、決して強くはないため
現時点でもバランスが良く、前者ふたつのワインよりも凸凹がありません。
試飲前の予想を良い意味で大きく裏切ったワインです。
村名ヴォーヌ・ロマネとしての期待に今から応えてくれるでしょう。
価格を考慮しても非常にお薦め出来るワインです。

生産者レポート Rene Mure(後編)


生産者レポート
Rene Mureの後編となります。

今回は彼のピノ・ノワールについて。
また、彼らの代名詞ともいえるクロ・サン・ランドランという
特異な区画についてなどをレポートいたします。

2007 Pinot Noir
2008 Pinot Noir Signature

『コート・ド・ローファの語源は赤い水という意味なんだ。
それを示すように表土は酸化した鉄分を含む赤い土で鉄分
が多いんです。』

2007 Pinot Noir « V »
2007 Pinot Noir Clos St Landerin
1999 Pinot Noir Clos St Landerin

ルネ・ミューレの名前を一躍知らしめたひとつのきっかけが彼の
ピノ・ノワールと言えるでしょう。
アルザスとは思えない深みのある色調、凝縮したアロマ、熟した
キメの細かいタンニンが感じられます。上級キュヴェになってくる
と明らかにワインの質があがり改めてアルザスは品種のワインでは
なくテロワールのワインだと感じさせてくれます。

法律上、アルザスではピノ・ノワールはグラン・クリュを名乗ること
が出来ません。そのためピノ・ノワール « V »は特級畑Vorbourg
(フォルブルグ)の頭文字を指しています。
(クロ・サン・ランドランは特級畑フォルブルグ内の区画名)

2007年の彼のピノ・ノワールを飲んだ時、数年前と比べて力強く
濃厚なアタックがやわらぎ、余韻へと続く香りの要素がより感じられ
ました。

メディアなどで喧伝されているキリヤコス・キニコプロス氏
(ブルゴーニュにてルフレーヴやペロ=ミノのコンサルタントを
務める)のコンサルタントが終わったのだろうかと彼に尋ねてみた。


『1995年から、私は彼に年に2度ほど来てもらい、アドバイスを
いただいていました。ここ数年は、年に一回ほど私がボーヌに出向い
てアドバイスを貰っています。彼には本当に色々なことを教わりました。
彼のやり方が良いとか悪いとかではありません。私の先生です。』

『クロ・サン・ランドランは南に向いた日照に恵まれた土地です。
しかし石灰質土壌がもたらすエレガンスがそこにはあります。
2007年は本当にクロ・サン・ランドランらしいエレガンスを
備えたワインになりました。2005年や2008年は、果実味
の年で、エキゾチックなスパイスの香りがあり比較的早くから
楽しむことが出来るワインになっています。』

2005 Sylvaner Clos St Landerin Cuvee Oscar

ピノノワール同様、グランクリュを名乗ることが許されていない葡萄。
没個性的になりがちなシルヴァネールですが、非常にアロマティック
で完熟した果実味と残糖の甘味がありますが、綺麗なミネラルを伴う
酸味が甘味とのバランスを保っています。

『このシルヴァネールはアルザスの中でも最も樹齢が古いものなんです。
一番古い樹で樹齢は75年にもなります。
アルザスのグラン・クリュ法が制定された1980年代に、グラン
クリュとして認可されなかったシルヴァネールはほとんどが抜かれ
てしまいました。しかし、この区画の葡萄は私の祖父Oscar
(オスカー)が非常に愛して育てていた葡萄です。
そのため私たちはこの葡萄を残し、このワインに祖父の名前を冠し
て造っているのです。』

試飲会でも、お客様の間で驚きを含んだ反応が顕著に見受けられました。

2007 Riseling Grand Cru Clos St landerin
1999 Riesling Grand Cru Clos St Landerin
1997 Riesling Grand Cru Clos St landerin

『クロ・サン・ランドランにはグレープフルーツの香りが出てきます。
これはテロワールの特徴です。
2007年はこれから20年間は味わいが向上を続けて行くでしょう。
1999年は貴腐が発生した年です。そのため熟成を経て、貴腐を思
わせるような香りが感じられます。』

アルザスワイン最高峰のひとつに貴腐から生まれるセレクション・
グラン・ノーブルがあることは知ってはいました。
しかし素朴な疑問として、この収穫期にこそ最上のワインを生む
貴腐菌は、タイミングや葡萄を間違えてしまえば、病害にもなり
うるのではないでしょうか。

『クロ・サン・ランドランでは斜面の場所によって植える品種を変えています。
リースリングには冷涼さが必要なので斜面の下部に植えています。
斜面中腹にはピノ・グリとゲヴェルツトラミネール。
斜面の上部は最も日照が強いため、ミュスカ、ピノ・ノワール、
シャルドネを植えています。
フォルブルグはヴォージュ山脈のおかげで雨がほとんど降りません。
山脈からは乾燥した風が吹き下ろしてくるため斜面の上部は比較的
乾燥しています。土壌からの湿度のたまりやすい斜面の下部の方が
貴腐菌の発生には適しているでしょう。しかしそれにも健全な葡萄
栽培をするということが前提です。』

 

彼のリースリングに共通するのは、集中力のある果実味がありながら
背景にしっかりとした酸味、ミネラルが感じられる点です。
ソムリエ試験などで教わった、リースリング=ペトロール(石油系)
香はあまり感じられませんでした。

『リースリングのペトロール香というのは本来の葡萄の香りではない
と思います。若い段階で生まれるペトロール香は未熟な葡萄、未熟な
樹に由来するのです。
リースリングのペトロール香というのは長い時間の熟成を経た時に
生まれてくる香りなのです。だから私は若い段階で出てくるペトロ
ール香はあまり好きではありません。
逆に私たちのワインは20年も熟成を経てくると香りが変化して好ま
しいペトロール香が生まれ、リースリングもゲヴェルツトラミネール
もピノ・グリも見分けがつかなくなるほどなんです。』

 

Thomas氏とはかなり長い時間をかけて説明をしていただきました。
こちらの質問にも嫌な顔ひとつせずに、非常に丁寧に解説をする姿。
試飲会の時も、たくさんのお客様の意見に耳をかたむけていました。
また、他のブルゴーニュの生産者とも積極的に意見を交換している姿
を見て彼のワインは更に進化していくと確信を深めました。