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ドメーヌ・デュ・ボワロン
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ドメーヌ・デュ・ボワロン
セールスシート

Domaine du Boiron / ドメーヌ・デュ・ボワロン

≪多彩なテロワール〜フランスの新世界≫
ボルドーから流れるガロンヌ河の上流域に連なるシュッド・ウエスト地方は、その品質と価格の パフォーマンスにおいて、注目を浴びています。
しかし南西地方のワインという名で、この異なる伝統を持った産地に共通したスタイルを見出す ことはできないでしょう。なぜなら共通した土着品種もなければ、歴史も、土壌もすべて異なる モザイク状のテロワールがそこには存在しているからです。
まさに【フランスの新世界】と言える新しい流れが生まれてきているのです。

ドメーヌ・デュ・ボワロンはガロンヌ河の上流域、アジャンの町の南に位置するエリアからヴァン・ド・ ペイ・ラジャネは産出しています。
隣接するボルドーの海洋性気候の影響を受ける一方で地中海 側の気候の影響も受けています。
ボルドー衛星地区のワインよりも濃厚な色調を持ちながらも果 実味に富み、南仏のニュアンスも感じさせるワインを生み出すのです。

ドメーヌ・デュ・ボワロン
ドメーヌ・デュ・ボワロンの物語には3人の人物が関わっています。
このシャトーの所有者でありフランスで最も人気のある歌手のひとりであるフランシス・カブレル。
ワイナリーの監督でフランシスの弟、マチュー・コスのアシスタントを務めるフィリップ・カブレル。
そして、自然農法でワインを造る南西地区、カオールの生産者、コンサルタントであるマチュー・コス。

フランシスとフィリップのカブレル兄弟はイタリアで生まれましたが、幼少時代をフランスの南西地区 で過ごしました。フランシスは1977年から歌手として輝かしい経歴を持っています。
フィリップはアスタフォール村のホテル・レストランでマネージャーを務めていました。

1996年、フランシスは130ヘクタールもの広大なドメーヌ・デュ・ボワロンを購入し、葡萄ではない 穀物などを植えました。

1998年、フランシスは自分の楽しみとして1ヘクタールの畑にメルロー、タナ、カベルネ・ソーヴィニヨン を植えました。翌1999年に更に1ヘクタール、2000年に更に2ヘクタールの畑に植樹しました。
そして2001年にワイナリーを立ち上げたのです。
2005年現在ではドメーヌ・デュ・ボワロンは10ヘクタールの葡萄畑を所有しています。

最初の収穫は2000年でしたが、2002年までは近くの協同組合に葡萄を売ってしまいました。
2003年になって、彼らは初めて瓶詰めすることを決断しました。
そして2005年に、満を持してドメーヌ・デュ・ボワロンのワインが世にリリースされたのです。ワイン造り の名手として名高いマチュー・コスは、フィリップのラグビー仲間であり親友でもありました。
そのため ボワロンを監督するフィリップは最初の収穫からマチューをコンサルタントとして迎え入れたのです。

栽培はすべて自然にまかせた農法で行い手摘みで収穫します。
ドメーヌ2Fにあるコンクリートタンクで発酵させた後、1Fの樽に重力でワインを移します。
畑での作業は、有機物のみ使用しています(私達は生きている土壌で作業を行っています)。
収穫は手摘み、その後、厳しい選果を行います。そして、畑での作業が丁寧だからこそ、自然酵母での ゆっくりと漸進的なアルコール発酵を行う事が可能です。
ドメーヌの2階にあるコンクリートタンクで発酵させた後、1階の樽に重力でワインを移します。
熟成中は、なるべく手を出さないようにしています。例えば、15ヶ月間の間、たった一度しか スーティラージュを行いません(マロラクティック発酵後)。


【フィリップのコメント】
私はなるべく甘美で美味しいワインを造ろうと手掛けています。
自然がワインにミステリアスな赤い果実の風味を与えてくれます。

私達のワインは、ワイワイと賑やかな場で、何かを分かち合いながら飲んで貰えたら幸です。
匂いがきついチーズ以外でしたら、全ての料理に合わせられるワインでしょう。
焼き魚や生魚と一緒に頂いても美味しいです!

ラベルデザインに関して・・・
Domaine du Boiron
モダンなラベルは、他のドメーヌとの違いを表しつつも、古くから伝わる教えをとても大事にしている という意味を示しています。
Petit Boiron
フルーツの木はフルーツの果実味と軽快さ、そして田園そのものを表しています。


 
 
 
 

Domaine du Boiron (Vin de Pay l’Agenais)
ドメーヌ・デュ・ボワロン (ヴァン・ド・ペイ ラジャネ) 


ブドウ品種:
【2008年】メルロー40%、タナ32%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%、マルベック13%
【2009年】メルロー45%、タナ45%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%


樹齢:平均8年

畑・土壌 :粘土石灰質 南、南西向き 9.85ha

収穫量:45hl

醸造:収穫は全て手摘み。100%除梗した後、15℃で軽く浸漬。
コンクリートタンクで18〜26℃にて 17〜21日間、自然酵母で発酵。
225Lの1年樽にて18ヶ月間熟成させる。
マロラクティック発酵後と 瓶詰めの際に最低限のSO2を添加します。(遊離亜硫酸20mg/L)

特徴:葡萄の熟度を感じさせる濃厚なアタック、凝縮感があり、かつミネラルも感じます。
果実の香りとともにスパイシーなニュアンスも持つバランスのとれたワインです。

Le Petit Boiron (Vin de Pay l’Agenais)

【2011】ブドウ品種: メルロー60%、コー30%、タナ10%

畑・土壌 :粘土石灰質 南、南西向き 2.5ha

収穫量:40hl

醸造:収穫は全て手摘み。100%除梗した後、15℃の低温浸漬。
コンクリートタンクで18〜26℃にて 15〜18日間発酵。85hlのコンクリートタンクにて12ヶ月間熟成させる。
マロラクティック発酵後と瓶詰めの際に最低限のSO2を添加します。(遊離亜硫酸20mg/L)

特徴:バランスがよく、心地よいタンニン、 そして爽やかさと果実の香りがしっかりと感じられるワインです。