株式会社 オルヴォー
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メゾン ポール・レイツ
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メゾン ポール・レイツ

Maison Paul Reitz / メゾン ポール・レイツ

樽製造業の祖父はフランス革命時にブルゴーニュ地方に移り住んできました。
1882年、ポール・レイツはコート・ド・ボーヌとコート・ド・ニュイの間に位置するコルゴロワン村 の葡萄畑に会社を創立しました。そして4代にわたり、ポール・レイツは高い伝統の醸造と 販売においての技術と知識を守ってきました。

ポール・レイツのマークは高品質と厳正さを意味しています。彼らはワインに誇りを持っているのです。

 契約している栽培者から葡萄を仕入れ、醸造・熟成・瓶詰めを行います。
 木樽でのブルゴーニュワインのエルバージュ(育成)と保管は、ワイン造りにおいて最も重要な過程 のひとつと考え、とりわけ十分に注意を払います。その結果、ワインの熟成に必要なタンニンを得る ことができるのです。

 タンクでの貯蔵はブルゴーニュ地方の伝統的なやり方ではありませんが、ボージョレ、アリゴテ、 マコンなどいくつかのワインは若くフレッシュな飲み頃を意識して樽ではなくタンク貯蔵をしています。
 系統的に成分分析を行い、テイスティングすることによってワインの熟成を確実に管理しています。
そして各ワインに対して瓶詰などの過程を決定します。

 彼らが使用している設備は品質を保ち、デリケートなワインも安全に瓶詰めすることができます。
各過程は有資格者によってコントロールされ、必要に応じて調整し、分析室と醸造長に即座に 情報を送っています。


 
 
 


2005 Bourgogne Pinot Noir “Chanteflute”

La Confrerie des Vignerons de Saint-Vincent et Disciple de la Chanteflute
サン・ヴァンサン・ぶどう栽培者協会およびシャントフルートの使徒協会


この協会の本部は、コート・シャロネーズぶどう栽培地域の中心地メルキュレにある。
この美しいぶどう畑から生まれるワインは長い間ほとんど知られることはなかったが、 今では当然の評価を受けるようになってきている。

サン・ヴァンサン協会は1949年に設立され、1971年シャントフルートの使徒協会と合併し、 後者の標章が合併後の標章となった。
最初の集会は、1972年のサン・ヴァンサンの日に開かれた。
現在は、1年に3回の集会があり、そのおりに新会員は、
開花したぶどうの樹の支配者オシリス、神の使いメルクリウス、ぶどう栽培者の守護 聖人サン・ヴァンサンによって正式に入会を許可される。

こういった行事のほかにも、メルキュレのぶどう栽培者たちは、
毎年春にプロの利き酒師によるテイスティング「Chanteflutage」を行い、
コート・シャロネーズのアペラシオンの中で最高のワインを表彰している。

(『ブルゴーニュワイン』シルヴァン・ピティオ、ジャン・シャルル・セルヴァン著 河出書房新社より抜粋)



1998 Julienas Domaine du Greffeur “Burgondia d’Or” 

ボジョレー地区のガメイ100%で造られるワインです。
苔桃、スミレの香り、鉄のニュアンス、タンク熟成のためか想像以上に若々しい果実味があり、
中程度のスケール感、非常にバランスのとれた味わいです。
いわゆる典型的なガメイに見られるマセラシオン・セミ・カルボニックに由来するキャンディー香は ありません。
ガメイと聞くと途端に拒否反応を起こす方にも価格以上の味わいと自信を持ってお薦 めできます。

Burgondia d’Orについて

年に2回、プロフェッショナルと愛好家が集まり、ブルゴーニュ最高のワインを テイスティングするコンクールです。このコンクールはフランス政府とヨーロッパ 共同体にも認可されています。
試飲は、舌を疲れさせないよう18種のワインを4つのアペラシオンに分類して ソムリエによって提供され行われます。
Burugondia d’Orは消費者に、その 品質と喜びを保証するものなのです。

1996 Nuits Saint Georges 1er Cru Les Boudots 

サクランボ色。サクランボ、グリオットの赤系果実、カシス、熟した桑の実の黒系果実、
ヴァニラのような樽香が鮮やかに現れます。
アタックは柔らかく、タンニンのしっかりと した骨格のあるワインです。

1995 Corton Grand Cru “Tastevinage&Selection Guide Hachette” 

深いルビー色。心地よい熟した果実の香りを持つ、非常にアロマティックなワインです。
タンニンはとてもしなやかになっており、奥行きを感じます。
余韻までとても柔らかく心地 よいワインです。

1996 Charmes Chambertin Grand Cru “ Burgondia d’Or ”

凝縮したサクランボ色。香りも集中しています。
グリオットのリキュールやイチジク、アプリコットのコンフィといった赤系果実を散りばめたような 特徴的なワインです。
このワインは今から複雑でフィネスがあり、このアペラシオンの典型的 な姿です。
アタックは柔らかく、口いっぱいに広がります。
奥行きがあるタンニンは絹のように 滑らかです。
長期熟成に耐えうるワインが、今まさに最高の状態になり始めたところです。
しかし今後数年は熟成できるでしょう。

1996 Clos Saint Denis Grand Cru “Selection Guide Hachette”

輝きのあるサクランボ色。極めてエレガントなワインで、口当たりがシルキーです。