株式会社 オルヴォー
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ドメーヌ・デュ・ポッシブル
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ドメーヌ・デュ・ポッシブル
Domaine du Possible / ドメーヌ・デュ・ポッシブル
フランスとスペインの堺に在るLansac(ランサックという町)。
ここは、「トラモンタンヌ」というピレネー山の谷間で吹く強い風が吹く町で、日本 人の観光客が来ることはほとんど ないようなところです。
ドメーヌ・ポッシブルは、そんな南仏・ルーション地方・ペルピニヤンからピレネー 山脈のある内陸に約20Kmほど 入ったところにあります。

ルイック・ルール氏は、長い間理想のブドウ畑を探し歩き、ついに見つけたのは畑に は、樹齢100年を超えるであろう カリニャンが植わっていた。彼は直ぐにこの畑を購入しました。その後、閉鎖され既 に空き家となっていた共同組合の 設備を友人と一緒に購入し、2003年からワイン造りがスタートしました。

オーナーのルイック・ルール氏はワインとはまったく違う環境に育ったのだが、ワイ ンが大好きで特に自然派ワインの 魅力に引き込まれてしまい、ついにヴィニュロンになった。

標高400mの山々に広がる2.5haの畑は、片麻岩、複雑に入り組んだシスト、花崗岩 など多様な土壌特性を持っており、 その複雑さをワインに生かすような「ビオロジック」栽培を行っている。
畑の手入れは、硫黄とボルドー液だけで作業し、農薬は一切使わない。
また、耕作には、1970年代のランボルギーニ社製のトラクター?(下段写真)を現在 でも使用している。

収穫はすべて手摘みで行い、ブドウの実が潰れないように13Kg入るプラスティック ケースに詰めて運搬。
そして、ブドウの房が入ったケースごと低温倉庫に入れて、12℃まで冷やします。 主に「マセラシオン・カルボニック」で醸造されます。

蔵元の名前「Possible」とはフランス語で「可能なこと、できるだけ」という意味。
自分の目指すワインに向けて可能な限り突き進むんだ、そうすればできるんだ、とい う気持ちのあり方を示している。


 
 
 

Cours Toujours VDT Blanc

ブドウ品種 :マカブー70%、グルナッシュ・グリ15%、グルナッシュ・ブラン15%

土壌・栽培:標高150−200mのラトゥール・ド・フランス村、モントネー村およびラ ジゲール村に 広がる畑で
、北および北東向きのやや涼しい条件を備える。
合計1.0ha。土壌はシスト、片麻岩、そして砂が混ざる。

樹齢:55〜56年  収穫率:2005年:約24hl/ha  2006年:約16hl/ha。

醸造・熟成
2005年:ほとんどデブルバージュせずに、澱を含む果汁を使い、ステンレスタンクを 60%、 4年樽を40%使用し、 1ヶ月間12−19℃で発酵。熟成は同じ容器を用いて、どちらも 6ヶ月。
発酵、熟成中に亜硫酸を使わなくてすむように、極力酸化させないように注意した。
そのためワイン中に炭酸ガスが少し残っている。生き生きした酸味が特徴。

2006年:ブドウの房が入ったケースごと低温倉庫に入れて、10℃まで冷やす。
圧搾後、ほとんどデブルバージュせずに、澱を含む果汁を使い、ステンレスタンクに て、 11ヵ月間10〜18℃でゆっくりと発酵。
熟成はファイバーガラスのタンクで、合計14ヵ月。 澱引き、清澄は一切行わない。
亜硫酸は、FMLの際、1g/hlのみ微量使用。

ワイン名の由来
2003年の仕込みの時、マカブー種の発酵が延々と続いたこと。
この年が初めてのワイ ン造り だったため、てんてこ舞いで文字通り走りっぱなしだったこと。
そして、ブドウを栽 培しワイン を醸造するのに、
「普通なら・・・」という形式にとらわれた意味のないルールをい ろいろと要求 されることに対して、
「そんなこと知るか!ほおっておけ」というフランス語の表現 でもある。
ワイン造りに関するいろいろなしがらみをちゃかすユーモアも含む。

*2006年は乾燥した年であったが、健全で完璧なぶどうが収穫できた。
全てのぶどうが、同じタイミングで熟し、酸もしっかり残った、バランスのとれた白 ワインができた。

Le Fruit du Hasard VDT(2006)

ブドウ品種 :シラー/カリニャン(1/2ずつ)  

樹齢:30年〜60年  収穫量:20hl/ha

醸造・熟成
マセラシオン・カルボニック  
80%木樽(古樽)にて14か月熟成醸造段階で、酸化防止剤添加ゼロ  
ビン詰め前に15mg/リットル添加


Le Fruit du Hasard VDT(2007)

品種:カリニャン47.5%、シラー47.5%、グルナッシュ5%
樹齢:30年〜60年  収穫量:20hl/ha

醸造・熟成
マセラシオン・カルボニック
木樽(3年古樽)にて14か月熟成。
醸造段階で、酸化防止剤添加ゼロ

ワイン名は「偶然、偶然の産物、運命のいたずら」といった意味を持ちます。

Charivari VDT(2005)

ブドウ品種 :カリニャン100%
標高170〜390m、カサーニュ村、ラジゲール村、ラトゥール・ド・フランス村の斜面 に 広がる畑は、
南〜北までいろんな向きにあり、合計は1.8ha。土壌は主にシストと片 麻岩。

樹齢;50〜106年、蔵で一番古いカリニャンが含まれる。 収穫量;約20hl/ha。

醸造・熟成
ステンレスタンクおよびグラスファイバーに入れて「マセラシオン・カルボニッ ク」。
全体の50%を15日間、残りはなんと6ヶ月という長期発酵。期間中は18℃に温度管理 する。
熟成は50%をステンレスタンクにて、残りは4年樽に入れて、どちらも8ヶ月寝かせ る。
カリニャンの一般的な評価を覆す味わいで口に含んだ途端に広がる豊かな果実味、
張り詰めた味わい、厚みと冷涼な印象を与える酸味のバランスに驚かされる。
ルーション地方でこれだけジューシーな味わいは感動的。

*2005年はブドウの状態が良く、発酵・熟成も順調にいったため、亜硫酸は一切使わ ずに ビン詰めできた。

2007 Charivari Cotes du Roussillon Villages

ブドウ品種 :カリニャン100%
標高170〜390m、カサーニュ村、ラジゲール村、ラトゥール・ド・フランス村の斜面に 広がる畑は、
南〜北までいろんな向きにあり、合計は1.8ha。
土壌は主にシストと片麻岩。

樹齢;50〜106年、蔵で一番古いカリニャンが含まれる。 収穫量;約20hl/ha。

醸造・熟成
ステンレスタンクおよびグラスファイバーに入れて「マセラシオン・カルボニック」。
全体の50%を15日間、残りはなんと6ヶ月という長期発酵。期間中は18℃に温度管理する。
熟成は50%をステンレスタンクにて、残りは4年樽に入れて、どちらも8ヶ月寝かせる。
ワイン名の由来は、中世のころ非難すべき人物の家の前で釜をたたく騒音で非難を表 す 風習があった。
「ワイン作りとは・・・」と難しいことを言う人たちを茶化すような 意味合い。
また、別の意味として、「カンカン」という1830年代に流行した騒々しく品のない踊 りのこと。
「騒音、バカ騒ぎ」という意味も含まれる。


C'est pas la mer a boir VDT(2005)

ブドウ品種 ;グルナッシュ50%、カリニャン35%、シラー15%

2007 C'est pas la mer a boir  Cotes du Roussillon Villages

ブドウ品種 ;グルナッシュ50%、カリニャン35%、シラー15%

樹齢:平均50年 収穫量:約20hl/ha。
土壌、栽培:標高230〜400m、ラジゲール村、ラトゥール・ド・フランス村、
ベルス タ村の斜面に 広がる畑は合計1.95ha
ベルスタ村にあるカリニャンは樹齢106年という驚きの古 さ!
その他のぶどうの樹齢も、ラ・トゥール・ド・フランスのカリニャンは樹齢80年、
ラ ジゲールのグル ナッシュは樹齢40年など、いずれも古木である。
土壌はシストが主体で、片麻岩、花 崗岩など が混ざる。収穫は手摘み。このキュヴェは100%除梗を行う。

醸造・熟成
ブドウの房が入ったケースごと低温倉庫に入れて、12℃まで冷やす。
ステンレスタンクに入れて「マセラシオン・カルボニック」。
グルナシュ以外は3週間発酵。その後、4年樽に入れて、14ヶ月熟成。
グルナシュは発酵がとてもゆっくり進んだため、木樽内でも発酵し続け、発酵が終わ るまで1年 もかかる例外的な長さだった。常時温度管理をしながら見守ったから、長期熟成にも かかわらず 果実味がとても豊か。

ワインの特徴: 2005年は発酵に時間がかかったが、その分ワインに複雑さが表現で きた。
樹齢の高さはミネラル感からくるフレッシュさをもたらし、味わいに深みを与える。
「マセラシオン・ カルボニック」の新鮮な果実味が混ざり合って素晴らしい風味が楽しめる。
ぶどうの 状態がとても 良かったため、亜硫酸を一切使わずに完成。

ワイン名は直訳すると、『海水を飲むわけでも無いし!』と言う意味なんですが、フランス人は『そんな大した ことないでしょう!』という時に使う表現です。
『このワインはアッというまに飲めてしまうからジョーク交じりでこの名前をつけたんだ』と半笑いなルイック!
マセラシオン・カルボニックが果実身の深さを引き出し、ミネラル感たっぷりなワイン。
繊細でフレッシュな味わいはとてもルーションのワインとは思えないほどです!

ワイン名は直訳すると、『海水を飲むわけでも無いし!』と言う意味ですが、
フラン ス人は 『そんな大したことないでしょう!』という時に使う表現です。
このワインはアッというまに飲めてしまうからジョーク交じりでつけた名前。

2006 Couma Aco Cotes de Roussillon

ブドウ品種 :シラー100%

2007 Couma Aco Cotes du Roussillon Villages

ブドウ品種 :シラー100%

土壌・栽培:標高170〜390m、ラジゲール村のシラーの畑は南西向き(0.50ha)、
ミ ルフィーユ のような細かい何層にもなったシスト土壌。
モントネー村の畑は北向きの黒いシスト 土壌(0.40ha) 合計0.90ha

樹齢:35年 現在ビオロジックの認証申請中だが、畑自体は2003年より自然栽培。 収穫は手摘み。

収穫率:約12hl/ha収穫ぶどうの半分を除梗、半分は房ごとタンクに入れる。

収穫率:(2006年 約12hl/ha)(2007年 約10hl/ha)収穫ぶどうの半分を除梗、 半分は房ごとタンクに入れる。

醸造・熟成
ブドウの房が入ったケースごと低温倉庫に入れて12℃まで冷やす。
ステンレスタンクに入れ、野生酵母でアルコール発酵。熟成はステンレスタンクで14 か月。
澱引き、濾過は一切行わない。

ワインの特徴:100%シラーのワインを造ろうと手がけたキュヴェ。
コウマ・アコとは、オキシタンの言葉でフランス語ではComme Ca、つまり本当のピュ アなシラー の味わいはこうだよ!という思いと、
大好きなエドモンド・ボーダンという漫画家の 作品に同じ 題名があり、このキュヴェ名に決定した。

*2006年は乾燥した年で、本当にぶどうの実が小さかった。そんな中、健全な完璧な 状態の ぶどうを収穫できた。