Guapos Wine Project(グアポス・ワイン・プロジェクト)はワインメーカーのBruno Valente(ブルノ・ヴァレンテ)とDaniel Costa(ダニエル・コスタ)の二人が立ち上げたワインのブランドです。ロゴマークに書かれた[1977]は二人の誕生年です。
二人とも15年以上にわたりポルトガルでワイン造りに従事してきました。そんな二人が高品質でユニークなワインを造る為、2016年にこの新しいブランドを設立しました。
ポルトガル北部のヴィーニョ・ヴェルデ地方に本拠地を構え、地域・気候・ブドウ品種の個性を尊重したワイン造りを進めていきます。自社で畑は所有していませんが、長年の経験と人脈により優良な畑の所有者と契約し、畑の管理、ブドウ栽培を一緒に行う事で良質なブドウを手に入れる事が出来るのです。

長い歴史を持つポルトガルワインは、戦争、紛争、宗教など、様々な要因で独自のワイン文化が形成されています。
その為、現在でも250品種を超えるワイン用のブドウ品種が認められています。
1986年のEC加盟をきっかけにワイン法が整備され、設備投資、新しい技術の導入も進みました。そして、2000年代になり、それまでとは異なるビジョンを持った若いワインメーカーが増えてきました。ポルトガル独自の多様性を維持しながらも、以前とは違う個性を持つポルトガルワインの生産が増えています。この「グアポス・ワイン・プロジェクト」のブルノとダニエルも新しい世代のワインメーカーになります。


Castelo Negro Alvarinho Avesso 150 Vinho Verde

ヴィンテージ【2022】
ブドウ品種:アルバリーニョ、アヴェッソ 
土壌:花崗岩、サブリージョン・カヴァドにある標高150mの畑
醸造・熟成:全て手作業で収穫。ステンレスタンクを使用。16度に管理して3週間の発酵。シュールリーで2月まで熟成。ボトリング後3か月間ボトル内熟成。
アルコール度数:13.0% PH:3.10 総酸度:6.6g/L

Anthus Pet-Nat

ヴィンテージ【NV(2022)】
ブドウ品種:エスパデイロ
醸造・熟成:人為的な介入を最小限に留めて造ります。酵母添加、SO2添加せず。瓶内で自然なまま発酵させて造られるワインです。
アルコール度数:13% PH:3.29 総酸度:6.5g/L 残糖:1.52g/L